編集元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その20

607: 2017/11/20(月)22:12:26 ID:UB2
ついさっき祖父の兄の葬式から帰ってきた。と言っても葬式とは思えないぐらいに衝撃が連発だった。


4日前に母から


「(祖父の兄)さんが亡くなってお通夜が20日にあるからね。それと、結婚式に着ていく服装で来てくれってことだから」


という電話にまず衝撃。


どうやら祖父兄がずっと


「自分が死んだときは暗くしないでくれ。親戚は結婚式の服装で来てくれ」


と言っていたそう。
その祖父兄は100歳の誕生日から1週間後に亡くなったのだけど、80歳ぐらいの時から


「俺は100歳になった1週間後に死ぬ」


と言い続けて、本当にその日に亡くなったのも衝撃。


通夜の時に隣に座った女性をどこかで見たような気がしたので


「失礼ですかどこかでお会いしましたことありましたか?」


と聞いたら相手は


「……もしかして(俺)さんですか?」


と。


大学時代に下宿先のアパートでお隣だった人で、何度か肉じゃがをお裾分けしてもらって、こちらも田舎の野菜をお裾分けしたことのある人だった。残念ながらそれ以上の関係にはなれなかったけど。聞けば祖父兄の孫の奥さんだそうで、知らぬ間に親戚になっていたことに衝撃。


極めつけの衝撃は叔父が


「みなさん!ここで重大な発表があります!」


と言って注目を集めながら


「実はわたくし!(スッ)ズラでした!」


とカツラをカミングアウト。


酒の入っている人も多くてみんな大爆笑。


後にも先にも自分が何しに行ったのか分からなくなる葬式はないだろうなと思いながら書き込み。






608: 2017/11/20(月)23:34:28 ID:Xdi
>>607







610: 2017/11/21(火)04:55:47 ID:d6Y
>>607
地域によっては大往生を迎えた人の葬式はお祝いらしいね。電報打った事あるけど祝電指定されて戸惑ったよ。
叔父さん頑張ったなあw祖父兄さんも笑って送り出せてもらえて喜んでるだろうね。





611: 2017/11/21(火)09:58:56 ID:uHS
そういえばうちの母方の葬式もびっくりしたなぁ。
まず坊さんを呼ばない。
坊さんの代わりに「歌詠み喪主」ってのがいて(一般的にいう喪主とは別。故人の三等親の中から選ぶらしい。)、その歌詠み喪主が葬式の間棺桶の横でずっとアカペラで歌い続けんの。
歌は故人が好きだった曲メドレーもしくは童謡と決まってる。
しかも火葬場でも焼いてる間歌い続けなきゃならないというわりと過酷な役目。
全てが終わる頃には完全に喉潰れてたわ。





612: 2017/11/21(火)10:32:56 ID:tcr
>>610
田舎のじいちゃんの葬式のとき棺桶で庭をぐるぐるして、お金撒いてたわw
で、それを近所の手伝いのおばちゃん達が拾うの。
あれはびっくりしたなー。





623: 2017/11/21(火)20:59:16 ID:P37
>>607だけど今日の告別式での追記を1つ。
どうやら祖父兄は奥さんとの小さな結婚式を1945年の8月下旬に予定してたんだけど、終戦やらなんやらで結局できなくなったらしい。
それから息子や娘、孫の結婚式に出るたびに「いいなぁ」と呟いていたそうで、それを知った祖父兄の息子さんが提案して生前の祖父兄が了承、今回の流れになったと聞いた。
ちなみに今日はさすがに火葬場でその服装はマズいので、女性は普通の喪服で、男衆はセレモニーホールでは白ネクタイ、火葬場では黒ネクタイに替えてと忙しかった。
そして叔父はズラを付けてやってきた。